葉刈りをしたモミジ。作業後3週間が経過しました。ものによっては、幹を伐り詰めて丸坊主にしたものもありましたが、新芽が吹いてきました。盆栽愛好会の先輩たちからは、そんなところで伐るのかと言われましたが、モミジは強いですね。
春から芽吹いた芽は、3~40cmに伸びたものもあって、水やりしようにも葉が邪魔をして鉢の中へ届かない状況でした。そうなると夏場は水切れを起こして、葉がちりちりになり枯れてしまうこともあります。
これは、背丈を低くするため、枝が出ていた部分をすべて伐りました。それでも、節のところから芽が動いてきました。
こちらは、カットした葉が2枚。この2枚は春に吹いたものの中から残したものです。
上を詰めると、どんどん下の節の芽が動き出すので面白いですね。背丈の低い小品やミニサイズの盆栽が今は人気ですから、どんどん伐り詰めたくなります。でも、枝を増やして徒長させないと幹が太りません。盆栽としては、幹が太くて根が八方に広がってどっしりしていて、しかも背丈が低いということが求められます。