建国殿と羆・・・。

この前の木更津の交換会では、富貴蘭もずいぶん購入してしまいました。目の前に出されたら、何でも食いつく、まさに入れ食い状態で、会長のところの台風で飛ばされたカーポート補修の足しになったのではないでしょうか。

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これは、富貴蘭の建国殿という品種です。天葉にうっすらと縞が見えるのと、下葉にも縞のようなぼやっとした部分がありますが、基本的には柄のないものとして購入しました。

次は、同じ系統の品種で羆の縞です。こちらには、縞と墨が明確に存在しています。そのため、お値段的には建国殿の10倍以上の金額での購入となりました。

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この縞から中透けに変化し、根がルビーになると、本当の羆(ひぐま)の本芸となり、私が買った値段のさらに10倍になります。こうした変化は、宝くじに当たるようなものですが、いつか自分のところでも、そうした子が生まれるのではないかと、期待しています。

しかし、興味のない人から見たら、どこがどう違うのか、こんな小さくて花も咲いていない植物に、大枚を払うなんて理解しがたいでしょうね。