南伊豆町に転勤となったのは、平成７年４月です。この年は、阪神淡路大震災が発生。そして、霞が関を狙ったオウム真理教の地下鉄サリン事件が起きました。上九一色村の拠点から、実行犯や信者が伊豆半島へも逃亡したということでした。
南伊豆町は、伊豆急下田駅から１０キロほどですから、生活者は車がないと暮らしにくい状況があります。私も、マイカーを持っていきましたが、県外ナンバーなので警察の検問で１日に２度も３度も停められました。
また、下田などで店に入ると、よそ者ということがすぐにわかるようでした。「あなたは、テレビであー言えばこー言う人でしょう？」と何度も訊かれました。「違いますよ！上祐さんではありません。」と何度答えたことでしょう。
５年ぶりに、南伊豆の友人と合流。しかし、夏休みの日曜日とは思えない静かな浜です。大潮で潮位も下がっていました。また、５年前は、カジメで海底が見えないほどでしたが、海水温が高いのが原因なのでしょうが、カジメはなく死の海のようでした。
サザエやタカベを焼いて食べました。浜の風に当たりながらのバーベキューは最高ですね。友人とは、２５年来の仲です。家族ぐるみの付き合いで、血のつながりはありませんが親戚だと思っています。
その親戚の次男坊は、学生時代から付き合っていた彼女とめでたくゴールイン。婚姻届の証人を頼まれました。それから２年、コロナで先送りになっていましたが、今週末、家族だけの小さな結婚式をやることに。もちろん、親戚ですから参列します。
