私は10代の頃は、教科書を一度読めば映像のように記憶ができたのに、今は100回読んでも何も覚えられません。川端康成の名作「伊豆の踊子」は、短編小説ですから丸暗記するつもりで30回ほど続けて読んだのですが、まったく踊子の名前も、あらすじも頭に残りませんでした。そんなことで最近は目も悪いし、読書は止めました。
コロナの影響で5年ぶりになりましたが、南伊豆へ家族旅行へ行きました。東京から伊豆方面は、東海岸経由がいつものコースでしたが、小田原厚木道路が渋滞しているということで、新東名から伊豆縦貫道を経由して向かいました。
途中の浄蓮の滝で、次男家族と合流。滝は駐車場から、坂道を下らなくてはなりません。もう何度も観ているので、ちょい見しました。
高速道路は、バイク事故で渋滞がありましたが、そこを抜けるとスイスイ。夏休みの土曜日とは思えません。浄蓮の滝だって、ここらでは有名な観光スポットですけど、この有様でした。暑いから外遊びは敬遠されているのでしょうか。
イノシシの剥製では、人も呼べないのでしょう。そうそう、この近くに「天城いのしし村」という施設があって、伊豆観光のコースとして人気でした。今は、特別養護老人ホームが建っていますが、利用者の中には「いのしし村」を覚えている人もいることでしょう。