サンふじ・・・。

2年か3年前、食卓に上がったリンゴが美味しかったので種を採取。そのリンゴは、サンふじという、リンゴ界のナンバーワン。私は馬鹿舌だと思っていましたが、人並みの味覚はあるのかも。

リンゴは、驚くほど発芽率が高くて、成長する勢いも凄い。今年の春先に、植え替えをしたら、鉢の中に太い根がサークリングしていたので、根を切り詰めました。サンふじは美味しいのですが、あくまでも盆栽ですから勢いを削ぐことで小さく作りたい。

そして、その根がもったいなくて捨てられません。バラ科の植物は、挿し木もできますが、根伏せが容易です。以前、サクランボとアケビの根伏せをしましたが、根を植えて発芽を待つだけです。

今回は、根を3分割して植え込みました。細かな根がある部分は発芽しませんでしたが、残りの2本は成功。細かな根をしっかり取り除けばよかったのかもしれません。まあ、次回につなげていきましょう。

最後の写真は、親木です。親木といったって、まだ種から生まれて2~3年ですから、親というには若過ぎますね。リンゴは、ピンクレディーという新しい品種も種蒔きしています。こちらは、ライセンス制の品種で勝手に殖やすことは禁じられていますが、自家用なら構わないようです。盆栽仕立てだし、簡単に実がなるとは思えませんけどね。