ブルーライト横浜・・・。

私は昭和人間ですから、横浜へ来たら頭の中に、「街の灯りがとてもきれいね。横浜、ブルーライト横浜」の音楽が流れだします。妖艶ないしだあゆみさんの名曲ですね。子どもの時に、この歌で大人の世界を垣間見た気がしました。

「ブルー・ライト・ヨコハマ」は、1968年12月にリリースですから、私は8歳だったのですね。舞台は、港の見える公園で、そこから見える横浜や川崎の街の灯りが海にきらめき、恋人同士が愛を確かめる様子が歌詞になっています。

街の灯りは、ガス灯から今はLEDに代わったのでしょうね。昭和には無かった観覧車が、横浜の夜景を彩っていました。

週末の中華街は、異国情緒と多くの人であふれていました。しかし、ニュースでは知っていましたが、目抜き通りの真ん中にあった聘珍楼は、看板が外され灯りが消えていたのはショックでした。やっぱりコロナの影響は、大きかったのでしょうね。

横浜マリンタワーの真上に見える月。その右側はLEDの街灯です。月よりきらめくのは困ります。横浜の老舗ホテル「ニューグランド」の裏通りですが、こんな景色を見ると、もう一つの横浜のテーマソングが頭をよぎります。

それは、五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」です。その歌詞は、「よこはま・たそがれ ホテルの小部屋 くちづけ 残り香 煙草のけむり」ですから、横浜は大人の街というイメージを持ちました。ですから、横浜には憧れる一方で、こんな大人になってはいけないとも感じましたね。まあ、50年以上前の記憶ですから曖昧です。