ソナレいじめ・・・。

このソナレは、3年前の立春盆栽大市で購入したもの。一度も植え替えをしていないので、暇潰しに作業をしました。植え替えの度に、鉢の中にいっぱいとなった根を切るのですから、盆栽にとっては虐待と感じることでしょうね。根だけでなく、枝葉も切ることもあります。

これは、シャリというもので幹の樹皮を剥ぎ取って模様とするもの。古さが感じられますね。木にとっては、ありがた迷惑な話ですね。人工的に古さを出さないで!と!思っていることでしょう。

幹の反対側は若々しい。でも、盆栽としてこの世に存在するためには我慢してもらいましょう。素人盆栽士の作業です。これは、盆栽いじりではなく盆栽いじめでしょうか。

いじめられたソナレの姿がこちら。今回、シャリを入れた部分は裏側で見えませんね。植え付け角度を、少しだけ木が立つように変更しました。この木は、私が初めてお金を出して手に入れたものです。

そのため最も愛着があるのですが、毎年毎年いじめまくっているので、購入した時とは別物になってしまいました。良くなったか悪くなったかという物差しではなく、自分好みになったかどうかで評価していこうと思っています。