真ん中はつらい・・・。

人間でも中心にいないと気が済まない人もいる一方で、端の端が居心地がよいと思う人がいます。私もどちらかというと、中心よりも端が好きです。でも、男だから、長男だからといって役割を担わされたり、職場などでは年長だから、盆栽会では若いからといって役割が回ってきたりします。

クロマツのぐにゃぐにゃ作りです。30cmくらい伸びた3本の寄せ植え素材を小さく畳み込みました。両サイドに比べ、真ん中が元気がないようです。

柄にもなくセンターに引っ張り出されて困惑しているのかな。芽の伸びが悪いです。しかし、よく観察したら、畳み込む時に真ん中の木を折ってしまったことが、その原因のようです。傷口の手当で、何とか枯れずに済んだようです。

こちらは、一人っ子のクロマツ。丸め込まれてはいるものの元気なようです。

迷路づくりのクロマツ。自分の体なのに、どこから繋がっているのかわからなくなりそうです。それでも、新芽がきれいに上がっています。クロマツの新芽を6月20日頃に切り取ると、その後に複数の芽が吹いてきます。

枝を伸ばしたくない場合や葉を短くしたい場合に有効な作業です。このクロマツは、もっと枝を長くして、さらに迷路を伸ばしたいとも思いますし、枝を増やして迷路の分かれ道にしようか悩みます。