はずかしい・・・。

クロマツの冬の間の作業に、葉透かしがあります。一つの芽に対してこの1年で伸びた葉がたくさん付いています。これからの春の芽出しに向け、枝先など勢いの強い所を中心に、葉を5組くらいに減らしていきます。こうすることで、芽の力を均等化するとともに、葉を短くする効果もあります。

作業後の様子。ぼさぼさの恥ずかしい姿から、さっぱりしたのがわかります。これで、日当たりも風通しもよくなります。葉の中心に突起している新芽に、日光が届くようになったと思います。

全体の姿。上が作業前で、下が作業後です。作業前の方がよかったという意見もあるかと思いますが、冬の数少ない作業なのでやりたいのです。でも、葉をピンセットで抜く作業は、目が霞んでなかなか進まず、しかも右手が腱鞘炎気味になりました。葉透かしで腱鞘炎なんて、お恥ずかしい話ですね。