クロマツ三兄弟・・・。

クロマツの実生苗を畳み込んで、1カ月以上が経過しました。幸い枯れることもなく春を迎え、新芽を伸ばしています。しかし、その芽が3本も4本もあるので、芽を掻き取りました。先端部分の勢いを弱めることで、フトコロ芽が吹くことを期待です。

こちらは、4本の芽があります。二股二股と伸びていくのが理想ですから、横に並ぶように2芽を残しました。

このクロマツは3つの芽があるので、大きな真ん中の芽を掻き取りました。残した2つの芽を伸ばして枝にするつもりです。そして、来年にそれぞれの枝に2つの芽だけを残すことで二股二股になっていきます。

三兄弟のうちの1本は、理想の2芽でした。人間でも同じ親から生まれた兄弟だって、顔も違えば性格も違いますから、クロマツも「三者三葉」です。これからの私の作業によって、三兄弟は「三者三様」になっていくことでしょう。