昨日は、友人宅に出向いてクロマツの盆栽の植え替えを手伝ってきました。３年ほど前に、近所の盆栽園が閉店するため半額セールで処分していたものですが、大型で二人掛かりで運んだものです。
そんな大型の盆栽なので、植え替えも一人ではできないようです。購入してから初めての植え替えです。それにしても、私のような素人が手伝いをしてよいのかとも思いましたが、頼まれたので仕方ないです。
その友人とは、先日の国風盆栽展にも出掛けましたし、立春盆栽大市でも買い物をしていました。でも、私がいじりまくるのに対し、友人は水やりをするだけで見守るタイプです。
ですから、今回のクロマツも頭の部分が枯れ枝だらけでした。そして、芽切りもしないので、全体的に間延びしています。枯れ枝は伐るしかないといっても、まだ甦るかもしれないし、可哀想で伐れないそうです。代わりに伐ってくれという始末です。
植え替えをしましたが、用土や根に大きな問題は感じませんでした。頭の枝の半分くらいが枯れている理由は、中間部分に車枝があり、６本の枝が元気いっぱいでした。根からの養分が中間で止まって、頭の枝が枯れていると思われました。
車枝の数を減らして頭の枝を救うのか、もう頭の部分に雷が落ちたと思ってあきらめるかしかないのではと提案しましたが、可哀想だからこのまま見守りたいということになりました。頭を落とせば３分の２の大きさになって世話も楽ですけどね。
クロマツ２鉢の植え替えでしたが、あれこれ素人ながら説明しながらやったので、２時間ほどを要してしまいました。頭の枝も枯れずに元気になればよいですけど、難しいかなと思います。植え替えを手伝ったお礼に、株分けした小さな多肉をもらいました。我が家の徒長した多肉と比べると、ころっとしていて可愛いです。
