クロマツの芽切り・・・。

今日の大谷選手は、2本のホームランを含む3安打8打点の大活躍。打率も2割6分まで伸ばしました。しかし、試合は延長戦の末に敗れてしまいました。しかし、この調子で明日以降もアメリカをはじめ世界中の野球ファンを魅了してほしいと思います。

さて、めっきり調子を戻した大谷選手と一緒にするのはどうかと思いますが、めっきりと新芽を成長させたクロマツを芽切り(めきり)しました。

6月~7月は、クロマツアカマツの芽切りの適期です。春から伸びた新芽を元から切り落とすことによって、2番目を育てます。2番目は、複数が期待でき枝数を増やすとともに、枝葉の伸びを抑えて葉を短くすることを目指します。

このクロマツは、今年5月の大宮大盆栽まつりで購入したもの。手の平に乗る商品サイズです。すべての枝が接ぎ木という、正に職人技が光る逸品だと思っています。実際に接ぎ木をした岐阜の仙人師匠さんから話を伺いましたが、盆栽の本では当たり前の植え替えは一切しないということです。この鉢のまま、肥料を与えれば植え替えの必要はないということでした。

目から鱗でしたが、5年もすれば鉢の中は根が回ってパンパンになって、鉢も割れるでしょうね。その質問をしたら、針金で巻いておけばよいということでした。また、インスタントコーヒーやクリープの蓋に植えているものもありましたが、それらなら割れることもないですね。この木の二重鉢は、黒ポットですが、豆腐や納豆の容器を使っているものもありました。展示会にはどうかと思いますが、立派な木に育つことは疑う余地がありません。