マッチ・・・。

毎月第二・第四土曜日は、盆栽愛好会の活動日です。会員がそれぞれ盆栽を持ち寄り、枝の剪定や整枝作業などを行います。ベテランメンバーの作業の仕方や考え方を学ぶ貴重な機会です。

さまざまな鉢の中から、最も気になったのはミニサイズのバラです。その大きさはマッチ棒程度。花がマッチ棒の先と同じくらいです。マッチ棒といえば、標準的なサイズがあってわかりやすい例えだと思いますが、若い人にはイメージできないのでしょうか。

タバコもやめたし、石油ストーブもないし、焚き火をすることも減ったし、台所も風呂もマッチは必要なし。もう何年もマッチを使ったことがありませんから、我が家にもマッチはないのかもしれません。

マッチがわかりにくい例えなら、爪楊枝くらいではどうでしょう。どちらにしても、こんなに小さいのに、しっかりバラなのが驚きです。

私は、ちょうど咲き始めた木萩を持っていきました。作業としては、枯れ枝のカットですが、枯れ枝と思ったら尺取虫がいました。尺取虫のおかげで、毛虫が嫌いかヘビが嫌いかで話が盛り上がりました。私は、尺取虫なんて手づかみでポイすが、ヘビは大の苦手です。

本日のお土産は、ミニのセントポーリアでした。どうせなら、ミニバラがよかったけど、そんなことはいえません。大昔にセントポーリア栽培が流行っていて、手を出そうか悩んだことがありました。

当時は、ガラス温室まで建ててカトレアを中心とした洋蘭にハマっていました。セントポーリアは熱帯アフリカの山岳地帯が原産で、暑さにも寒さにも弱いと聞いて諦めました。明日は暑くなるようですから、あっという間に枯らすかもしれません。