赤塚不二夫のギャグ漫画「おそ松くん」は、6つ子で年は10歳です。豊梢園から購入してきた黒松は、5つ子で年は4~5歳くらいでしょうか。それでも、いつまでもこのままにはして置けないので、それぞれ植え直すことにしました。
しかし、おそ松くんたちほどではないですが、長年、小さいポットの中で育てられてきたので、根が絡み合っていて容易にはばらせません。何とか2本だけは外せましたが、残りは3つ子として、この先も寄り添って成長していってもらうことにしました。
こちらは、ザル松くんです。模様木で幹を早く太らせることと根張りを作ることが、ザル培養の目的です。
5つ子の中で一番小さなちび松くんは、上から押しつぶした感じに仕立てて、小品盆栽にできればと思っています。
3つ子は、真っ直ぐすくすくとというわけにはいきませんので、とりあえず強風で横倒しになったような吹き流しのイメージに針金を掛けました。この状態で数年作って、根がしっかりとしたら、石の上を這うように植え付けたいと考えています。
ここのところ、盆栽に前のめりになり過ぎていて、富貴蘭の世話が一向に進みません。昔から熱っし易く冷めやすいタイプなので、数年後には黒松たちは、おそ松ではなくお粗末になっているかもしれません。