昨日は、春の陽気に誘い出されて、小平市の豊梢園に行ってきました。前日の土曜日は、雨や雷という酷い天気でしたが、盆栽講習会に参加して、この盆栽園を紹介してもらいました。盆栽の生産と販売を行っているそうです。
お店は、府中街道に面していて、とても広くて大きなクロマツやゴヨウマツから、手の平サイズのモミジなどの小品盆栽までが並んでいました。道路の向かい側は、サレジオ学園ですし、学芸大学のキャンパスにも近い位置にあり、昔は盆栽苗には困らない自然豊かな場所だったのでしょう。
寄せ植えのスギは、高さ1m以上はあって立派でした。隣のマツもそうですが、立派過ぎて東京の住宅事情にはマッチしていないそうです。これくらいのを庭に置いて眺めたいところですが、持ち上げることもできないので持ち帰れません。
生産販売というだけあって、モミジや長寿梅、マツなどの盆栽苗の品揃えが充実していました。
1時間ほど園内を観て回り、結局、700円のクロマツの苗を購入してきました。大きい方が、今回のものです。小さい方は、先月、上野グリーンクラブの立春盆栽大市で購入したものですが、こちらは出店料がバカ高いらしく、豊梢園の方がかなりお安く購入できました。
園主とも、お話をさせていただきましたが、それぞれの栽培環境に合った品種があるので、それを見極めることが大事だということでした。最近は、温暖化の影響もあって、日当たりが良いところでは、暑さに強いクロマツが育てやすいということでした。