昨日は、園芸店で半額で買ってきたばかりのクロマツの葉透かしをしましたが、もともと我が家で放置したままだったマツも、ひがむといけないので葉透かしをしました。この鉢は、友人からもらったものですが、もう5年くらいの付き合いです。昨日今日の新参者の世話より先にやるべきですよね。
マツの葉透かしは、余分な古葉を抜いて、通風と日照を高めることで、新芽の成長を促促すことを目的にしています。でも、面倒なのでやらなくても枯れないと思います。山に自生しているマツは、そんなことしなくても立派に成長してますから。
面倒ですが、葉透かしをし終えると、いかにも手を入れた盆栽という感じがします。盆栽の奥深さは、まだまだわかりませんが、やるべきこと、やらなくてはいけないことがたくさんあるようです。そこらへんをある程度マスターするまでは、鉢数を増やさないようにしたいと思います。
このマツは、今までずっとクロマツだと思っていました。幹が黒いから、クロマツ。赤い幹は、アカマツと思いますよね。でも、幹が赤くなるのは何十年も経ってからだそうです。若い木のうちは、クロマツとアカマツを見た目だけで判別するのは難しいようですが、その決定的な違いは葉の硬さでした。
新参者のクロマツは、葉透かししていると、チクチクと手が痛いです。一方、アカマツは葉が柔らかく、手に触れても痛くありません。それで、これがアカマツだと確信しました。アカマツでもクロマツでも、盆栽としての作業内容に違いはないみたいですが、アカマツですからマツタケが生えてくるかもしれませんね。