昨日、上野のグリーンクラブの立春盆栽大市に出掛けました。グリーンクラブは、不忍池の近くにあって、富貴蘭の展示会などで何度か来たことがあります。盆栽大市は、展示はなくすべての鉢に値札が付いています。
もう出来上がった盆栽は、高いものは２００万円を超えるなど、手持ちの資金では手が届かなかったので、これから盆栽を作る素材などを中心に購入してきました。今日は、それらを紹介していきます。
でも、せっかく上野まで足を運んだので、記念にと探し回って見つけたものです。なんせ商品数が多過ぎです。これは、ヒノキ科のソナレです。ハイビャクシンの仲間で、沖縄などの海辺に自生するため、磯馴（ソナレ）と呼ばれます。寒さには弱いようです。
木の丈は３０ｃｍほどで、てっぺんに幹を白骨化させた舎利（シャリ）が作られています。まだまだ成長過程で、いじくれそうなもので気に入っています。お値段も、一番高いものの千分の一でしたから、そこも気に入りました。
その外では、石化ヒノキを購入。これは、直幹仕立てにしたいと思っています。
クロマツの実生木は、５本セットです。３月になったら１本づつビニールポットに植えて針金で曲を付けていきます。
こちらは、ゴヨウマツの実生木で６本で５００円でした。ミズゴケで根巻されているだけだったので、さっそく植え替えました。もう１年くらいは。このまま枝を伸ばしてから、針金を掛けていこうと思います。
盆栽は素人なので、相場観がわかりませんでしたが、思った以上にお高くてびっくりしました。私は、最近になって近所の園芸店から３鉢のクロマツを購入しましたが、それまではもらったものや庭に芽吹いてきた実生木を鉢に移して盆栽風にすることを楽しんできました。これからも、そういう楽しみ方で行きたいと改めて感じました。
