地元の盆栽愛好会は、毎月第二・第四木曜日の午前中に活動しているそうです。入会して、ベテランの技を身に付けたいところですが、4月以降は金・土・日と祝日が休みになるので、木曜日は休暇を取りにくい状況です。3月分の会費は、お支払いしましたが、即日退会です。
最長老のメンバーさんは、小品盆栽のアカマツの葉透かしと剪定をしていました。その作業を見させていただきました。とても丁寧な仕事で、1枚の葉を切るのも、鉢を回して全体のバランスを確認しながら行っていました。
最長老さんの作業が終わったところで、私が持ち込んだアカマツも見てもらいました。2月に葉透かしは行っているので、まあまあサッパリしています。私の考えは、手で押さえている部分を全部切り落として、吹き流しのような木型にすることです。
このアカマツは、後輩が中間の枝を飛ばして嫌になったものが我が家に回ってきたものです。確かに中間部分の間延び感が半端でないです。しかし、最長老さんはこの下枝が特徴だから残した方が良いということでした。
アドバイスを受け、下から2本の枝は残すことにしましたが、その上にある2本の枝は切り落とすことにしました。下の枝より太くて見栄えが悪いです。盆栽は、下から上に行くに従って、幹や枝が細くなっていくことが良いとされています。コケ順がよいとか、コケ順が悪いなどと言います。
中間が間延びしているのが気になっていたのですが、さらに中間の2本の枝を切り落とすことになりました。「間延び」を「間の美」へ。短所を長所にするような考え方ですね。しばらくは、この形で様子を見て行こうと思います。