やっぱり挿す・・・。

出っ腹のサツキを剪定。剪定枝は燃えるゴミの日に収集してもらえますが、作業をしたのが収集日の午後で、すぐにゴミ出しできなかったため、挿し木することにしました。置き場問題やその後の作業量のことを考えればやっちゃダメなんです。

こんな細い枝からスタートでは、立派な盆栽になった姿を拝むことはできないでしょうけどね。「先人木を植え、後人涼を楽しむ」という気持ちです。

挿し床を追加しました。まずは中粒を敷き、その上に2cmほどの厚さになるようにミズゴケを載せます。そして、鹿沼の細粒を入れれば完成です。

挿し木する際は、枝を1時間ほど水に浸しピンセットなどで用土の中に突っ込んでいきます。その際、発根しやすいように、斜めに枝をカットすること。ルートンなどの発根促進剤があればなお良いです。私はあるのですが、ついつい忘れてしまいます。

また、挿す時には発根する部分に傷を付けないように、予め挿し床に箸などで穴を設ける繊細さが重要です。これも、私の場合はついつい忘れてしまいます。そして、挿す深さとしては、ミズゴケの層の中に先端を入れるイメージです。

挿し木した後は、根がないので葉水を与えること。そして、風や直射日光に当てるのもよくありません。まあ、サツキやシンパクなどは、挿し木の難易度低いので、多少のことは大丈夫だと思います。成功なら、3カ月くらいで発根するでしょう。