ご機嫌伺い・・・。

昨年の秋に、きんじょの寺社などで拾ってきたモミジなどのタネを蒔きました。そのうちのドングリは、ネズミの食害で全滅。モミジのタネは、ネズミのエサにはならないようです。

モミジは盆栽の素材ですから、真っ直ぐ素直じゃ困ります。ひねくれ者くらいでないと、盆栽としての魅力がありません。そこで、真っ直ぐ伸びられないように網伏せをしました。

網の掛かっていない部分から伸びてしまっています。そして、網を下から突き上げているのが画像からもわかると思います。とりあえず、網を一度外してご機嫌伺いです。

発芽率は、かなり悪いです。でも、置き場問題もありますので、これでも十分です。2本の赤葉が確認できます。実生の魅力は、こうした変わったものが出るところです。

盆栽の素材にもならない雑草を抜いた後は、再び網を被せました。今度は、抜け道も設けずに、しっかり曲が付くようにしました。

お茶やツバキ、ロウバイなどを中心に蒔いたものは、用土が流れてしまったのがいけなかったのか成績不振です。

モミジが3本のほかは、ロウバイでしょうか。ロウバイの花の香りは、とても強くてわかりやすいですが、花が咲くまでといったら何年も掛かりますね。しかも、盆栽にしようと思うから、伸びた枝を切り詰めてしまうでしょうし、なおさら開花までは年月が必要になると思います。