我が家の盆栽素材は、受難の時代を迎えています。もうすぐ春ということで、我慢ももう少し思っていたところ、盆栽素人に捕まって、あれこれひねられたり、押しつぶされたりしています。
このクロマツは、比較的緩やかに曲を付けていたのですが、やっぱり緩い！と感じました。このままでは、ひょろひょろの吹き流しか、文人づくりくらいにしかなりません。将来性はイマイチです。
そこで、太い針金を２本巻いて、さらに厳しく曲を付けました。これならミニ盆栽の模様木として、成長を楽しみに世話ができそうです。厳しくやったので、枯れてしまうリスクもありますけどね。
夕方のニュースを観ていたら、天皇と皇后が盆栽を仲良く観賞する姿が流れていました。天皇は、幼い頃から盆栽に関心が高く、自ら盆栽いじりをしていたそうです。盆栽は、日本の伝統文化といってもよい存在ですから、ぜひこういうニュースをたくさん取り上げていただきたいと思います。
