キンカンを取り木・・・。

終活の一環で、庭木は順次伐採・伐根を進めています。先日は、サクランボの木を処分。サクランボは、アメリカンチェリーで実が生るのを楽しみにしていましたが、自家受粉が難しいので花が咲くようになりましたが、実を収穫することは叶いませんでした。毎年、木は成長するので、もう待ちきれませんでした。

そのサクランボの隣に植えてあるキンカンも、伐採・伐根の対象と考えていました。こちらは、毎年たくさんの実を付けて、子どもや孫たちもよろこんで食べてくれます。それでも、手入れをしなければ、いずれは大きくなり過ぎて、近所迷惑になることも考えられます。

伐採・伐根する前に、取り木をして盆栽にしようと思い立って、昨年の秋に2カ所に環状剥離を行いました。その結果、1本は片根でしたが発根は確認できました。

上の方は、360度きれいに根が出ました。下の方は枯れるかもしれませんね。

キンカンの盆栽なんて見たことないですが、葉が大きいから難しいでしょうか。よくわかりませんが、盆栽は自己満足の世界のものですから、人が持っていないものを持つという点では良いかもしれません。

このサイズでキンカンの実が付けば、かわいらしいのではと思います。孫たちが、育ててくれる可能性もありますね。そうそう、取り木したキンカンの親木ですが、子どもたちに伐採・伐根を反対されたため、命拾いをして庭の一角で元気にしています。