タコ兄弟・・・。

クロマツの実生苗は、ずいぶんと大きくなりました。でも、このまま大きくしても、正月飾りくらいにしかならないので、思い切って盆栽に近づける作業をしました。この4本とも同じポットにあったのですが、3本は根が絡み合っていてそのまま鉢へ入れました。1本の方が、根の広がるスペースがあるようで木が太っています。

先ずは、簡単そうな1本の木に針金を掛けて曲げていきます。もともと緩く曲げていましたが、こんなものじゃ盆栽の仲間に入れてもらえません。

もっと厳しく曲げたかったのですが、折れるのが怖くてできません。結局、後になって後悔すると思うので、本当はしっかり曲げるべきなのでしょうね。

2鉢目は3本立ちなので、針金を掛けるのも面倒です。せっかくだから三つ編みにしようと思いましたが、背丈を低くするため、それぞれを独立した形にしました。

最後はボサボサの葉を短く切って終了です。さっぱりはしました。

3本立ちの幹を曲げた様子は、まるでタコの足を連想させます。かなり厳しく曲げた(つもり)ので、皮が割れてしまいました。お手当はしましたが、タコ3兄弟のうちの1本くらいは枯れてしまうかもしれません。