最近のマイブームは盆栽です。その素材をなるべくお金をかけずに入手したいと思っています。母親から相続した負動産の山から、自生する木を掘り上げてくるという方法もありますが、東京から新潟まで高速代やガソリンを使って行くのでは意味ないですね。
現実的な方法は、挿し木や実生です。昨年の秋、モミジの種を近所の寺社で拾ってきました。それを蒔いたところ、かなりの確率で発芽しました。夏場に水切れを起こして、葉がちりちりになったり、中には枯れたものもありますが、それでもこれくらいは残りました。
暑さ寒さも彼岸までというだけあって、台風が秋を連れてきた感じです。そこで、モミジの鉢上げに取り組みました。大きな葉はドングリで、スダジイだと思います。
小さなトレイは、黒ポットが24個。それが2枚。さらに、大きなトレイは黒ポット54個なので、102鉢になりました。置き場が無くて困ります。
実生苗の鉢上げの際に、根をお団子結びにしました。目的は、根張りを早く作るためです。ユーチューブのまるなか盆栽さんが、お勧めしている作業です。本当は、お団子結びした根を木綿糸で巻く方がよいのですが、一言で「面倒!」です。
最後は、4~5本の根をまとめてお団子結びにしました。これで、もう離れることはできません。運命共同体で、根は癒着し株立ちの樹形になっていくでしょう。
110均で黒ポットを大人買い。この小さなものは、なかなかホームセンターにもないので、あるだけ買い占めてきました。100枚で110円ですから、ありがたいです。
用土は赤玉の小粒をふるいにかけ、米粒程度のものを中心に、桐生砂と富士砂を混ぜてあります。配合は適当ですが、排水性と保水性という相反するものを確保する必要があります。
モミジの実生苗は、このほかにもありますしクロマツやアカマツ、それに挿し木した苗も、これから黒ポットに鉢上げしていこうと思います。黒ポットは500枚近く購入してきましたが、足りなくなるかもしれません。種蒔きは怖いですね。