中品盆栽のゴヨウマツは、職人さんが針金を掛け、ある意味では完成した木として購入しました。その形を維持するように管理していれば、大きな失敗はないと思いますが、生来のへそ曲がりですから、自分流でやりたくなります。
こちらは作業前ですが、最近も正面に白く骨のように見える枝を切りました。また、右側にあった大きな枝もバッサリと落としたばかりです。その時に、引っ掛かっていたのが右下の枝です。
右下のこの枝が、出しゃばり過ぎているように感じました。
全部切ってしまうことも考えましたが、まずは枝のボリュームを落とすことに、さてどの小枝を切るか思案中。
結局は、中心部の足元を見えにくくしている小枝を切り落としました。
頭頂部は、枝を広げるようにしました。作業前と比べ、空間が保たれたと思います。
右下の枝は、すっきり軽くなりました。さらに、葉透かしとすべての枝に針金を掛けました。暇つぶしには最適で、半日近くを費やしました。しかし、素人の作業なので、やればやるほど価値が下がるかもしれません。
週末まで待てば、盆栽愛好会の集まりがあって、ベテランメンバーさんからアドバイスを受けることもできましたが、自分の頭で考えて作業をすることを考えないと、いつまでたっても何もできないとなりかねません。