教育と教養・・・。

この二つの言葉は同じようで意味が違います。教育は、学問や知識を身に付けさせること。教養は、知識を得た心の豊かさのことです。安全と安心にも共通するように思います。安全と安心はよく使う言葉ですが、その意味は明らかに違います。

よくフグ料理で説明されるのですが、フグには毒があることは誰でもご存じでしょう。その毒の部分を取り除けば、もう安全ですよね。でも、その調理は誰がしたの?国家資格を持った調理人の料理と確認できれば安心して食べられますね。

高度な教育を受けて高い学力があっても、それをひけらかしたり、相手を論破するようでは、教養があるとは思われないでしょうね。あの人は有名大学を出て、頭は良いのでしょうが、とても付き合いたくないということがありますよね。

話が脱線しましたが、高齢者に大事な教育と教養は、「今日、行くところがある」と「今日、用がある」の方です。昨日の木曜日から日曜日まで4連休ですが、おかげさまで行くところも用事もあってよかったです。

バドミントンの練習会では、ラケットを壊してしまいました。釣りでは、大事なルアーを失くしてしまったので、ヤフオクで同じものを購入。腹の部分が赤いのはサビかなと思ったのですが、リングはサビていないので、前持ち主の工夫で婚姻色を模しているのかもしれません。

バドミントンの練習や釣り以外にも、母親の相続関係で信用金庫や郵便局をはしごしました。両親は共稼ぎだったので、私も弟も首から家の鍵をぶら下げた、いわゆる鍵っ子でした。それ以外にも、遅くまで内職したり、休日もアルバイトに行っていたので、とても大学に行かしてくれとは言えませんでした。記念受験だけはさせてもらいましたけどね。でも、働いていた理由は親それぞれの親世帯への仕送りのためだったそうです。貯金なんて残さないで、自分たちでもっと楽しんでくれればよかったのにと思います。