箒づくり・・・。

ケヤキの実生苗の2度目の芽切りを行いました。ケヤキの1度目の芽切りから、そんなに日数が経っていないのに、20cm近く伸びているものもあります。こんなの庭に芽吹いて放置したら、あっという間に手に負えなくなります。

ケヤキ盆栽の樹形で代表的なものは箒づくりです。竹箒を逆さまにしたような形です。ですから、枝先に向かって細かな枝を作るように、葉を2~3枚残して芽切りを重ねていきます。

芽切りすることで、残った葉の付け根にある葉芽の萌芽を促します。そして、一番肝心なのが真っ直ぐな幹です。箒の柄の部分ですから、ここが曲がっていたら掃除がし難いですよね。そのため、針金で矯正も行いました。

地元の駅から、富士山を撮影。ついこの間まで、頭に雪帽子を被っていたように思いますが、もう真っ黒でした。ニュースで、甲府あたりも40度近くまで気温が上昇したようです。富士の高嶺に降る雪も、この暑さにはお手上げなのでしょうね。