除籍謄本・・・。

月曜から職場復帰したばかりですが、たった2日働いただけで夏休みをいただきました。せっかくの休みですが、まだ釣りに行って殺生をする気にはなれないので、母の相続関係の手続きを行いました。

死亡届は葬儀屋さんが代行して提出してくれました。死亡届が受理されると火葬許可証が交付され、火葬場で火葬が済んだことが記載されると、それが埋葬許可証になります。

そして、死亡届に基づいて、戸籍が消除されます。父親を筆頭とする戸籍は、私と弟が結婚して抜け、父が死亡し母が死亡して誰も生きている人がいなくなりました。全員がいなくなった戸籍を除籍謄本というようです。

相続に関する手続きは、人それぞれでしょうが、市役所関係では健康保険証(後期高齢者保険証など)や介護保険証の返還があります。年金から控除された保険料の還付と葬祭費の請求を行いました。また、介護保険の利用料の還付申請も行いました。

母親は新潟出身で、7人兄弟の一番上ということで実家の不動産を相続していました。母親も含め兄弟みんなが要らないと言ったら、おばあさんが「苦労して手に入れたのに要らないとは情けない」と言い出し相続したものです。

不動産というより負動産です。固定資産税も課税されないですし、権利証も無い状態です。登記に関しては、3年以内に行わないと10万円以下の過料という法律の改正がありました。いつから施行されるかはまだ決まっていませんが、放置はできません。

相続手続きでは、被相続人の母親名義の土地がどこにあるか、どれくらいの面積があって、評価額がいくらなのかを知る必要があります。でも、手掛かりとなる権利書もなければ、負動産なので固定資産税の通知も来ません。

そうした場合の調べる方法としては、その自治体に連絡を取って、名寄せをしてもらうことになります。税関係証明申請書を自治体のHPからダウンロードし、除籍謄本のコピーと相続人の身分証明書、それに手数料分の定額小為替と返信用の切手を送付して、土地の評価証明書の交付申請を行いました。地番がわかれば、登記所で閲覧もできますので、いずれは隣接する土地の所有者に連絡をして無償で贈与したいと考えています。