私は、昨年の秋に盆栽愛好会に入会したばかりの盆栽初心者です。それでも、今週末の春のミニフェスティバルの一環で盆栽の展示会が開催され、私も2鉢展示することになりました。
その1鉢は、落葉樹のシデです。3月に植え替えをしたばかりですし、新芽も出てきて新緑がまばゆいほどです。この時期の展示は、花物や新緑の美しい盆栽が相応しいようです。
展示会に向けて、コケを貼りました。古さを演出するためですが、どうでしょう。
こちらは同じシデですが、一まわり大きくて2本の寄せ植えになっています。細かな枝を増やすため、芽摘み作業を行いました。
伸びてきた新芽の葉2~3枚を残して摘み取ります。これを繰り返すことで枝の徒長を防ぎ細かな枝が二股二股で伸びていくような姿を目指します。
展示会の主木は、大きなニシキマツです。盆栽の展示の仕方がよくわからなかったのでネットで検索すると、まずは完成した盆栽を飾ることが原則。若木の小さなものはダメ。針金を掛けたままも流儀に反するそうです。
また、主木と受けという関係が重要のようです。主役の木は、松柏類など格式高いものを用いて、受けはその主役を引き立てるもので、同じ樹種や大きさではダメです。あまり考えすぎてもダメという結論で、自分なりに楽しもうと思います。