長生蘭・・・。

日本や朝鮮半島の樹上や岩場に自生するセッコク。そのセッコクの中から、斑入りや丸葉などの葉変わり、さらに花色や花の形が変わったものを選抜し登録したものが長生蘭です。

我が家の長生蘭は、登録名を示すラベルが付いているものありますが、ラベルを失くしてしまったものも数多くあります。特徴がはっきりしているものは、再びラベルを付けることもできますが、多くはラベル落ちで長生蘭からセッコクに格下げです。

黄色の小型花は、都鳥(みやこどり)系の花の特徴です。黄色の花の縁に、赤色が出てくると思います。赤紫色の花は、登録名の候補が思いつきませんが、きれいですし香りもよいので名前は気にしません。

長生蘭は、「ちょうせいらん」と読みます。「ながいきらん」の方が縁起が良いと思いますし、趣味家も増えそうな気がします。日本は高齢化が進んでいますから、元気な高齢者が楽しめる蘭として、ぜひ改名を望みます。

今日は、新潟から叔父が上京。施設の母親と3年ぶりの再会を果たしました。叔父は、母親より3歳下の85歳。お互いに長生きすればこそ、この日がありました。母親は認知症ですが、長生きしてほしいと心から思いました。