「世の中、銭だ!銭だ!お金で買えないものはない!」も、正解の一つかもしれませんが、年を重ねしかもコロナ禍にあって、本当にお金を使う機会が減りました。職場での公式行事の歓送迎会や忘年会などは、すべて中止。
仲間との非公式な行事は、こそこそと麻雀などで集まりましたが、それも数えるほどです。若い頃は、麻雀は週6でしたからね。ありがたいことに、コロナ前と給料も変わらないので、フトコロは温かい状態です。浪費家も浪費できずです。
盆栽の内側の芽をフトコロ芽と言います。このフトコロ芽を伸びた枝と入れ替えていくことで、コンパクトで締まった木ができていきます。しかし、植物は枝先がより強いので、何もしないとフトコロ芽は成長せず、枯れてしまう運命です。
フトコロ芽が大事なので、枝の剪定と先端部分の芽を減らしました。フトコロ芽が、しっかりした時点で、切り詰めていこうと思っています。
小さなゴヨウマツの実生苗ですが、元気いっぱいです。銘の付くような特別な品種ではありませんが、葉も短く気に入っています。その枝先には、春を待つ芽がたくさん確認できました。芽が多過ぎると、フトコロ芽に養分が回らないので間引きしました。