ヒノキ・・・。

近所の寺院には、大きなヒノキの木があります。幹肌が荒れていて、古さと迫力が凄いです。我が家に、石化ヒノキの盆栽がありますが、このような幹肌になるまでは、まだまだ時間が必要です。

ヒノキといえば、世界最高の木です。なぜかといえば、まずは香りが堪えられません。また、淡い紅色の心材を持ち、美しく耐久性が高いことで知られています。法隆寺などの寺院の多くはヒノキで作られています。

先日の強風で小枝がたくさん落ちていました。昔は、魚屋さんや寿司屋さんのディスプレイにヒノキの葉が使われていたと思います。最近は、魚屋さんは減りましたし、寿司屋はリーズナブルな回転式に行くので見る機会がなくなりました。

拾ってきた枝には檜ぼっくりも付いていましたが、実生からでは立派な幹肌になるまで時間がかかるので挿し木をしました。先日のゴヨウマツの横に挿しましたが、ゴヨウマツは、難易度マックスでヒノキは難易度は低いと思います。

ヒノキ風呂を売りにしている旅館がありますが、よい香りがするでしょうね。柚子のように、葉を湯船に浮かべるだけでも良さそうですね。風が吹いたら、また拾いにいきたいと思います。