比べて見た・・・。

木更津の富貴蘭交換会はコロナの感染拡大で中止があったりして、久々の参加となりました。そのため、消える間際だった富貴蘭熱に急に火がついてしまい、もう持っている品種まで入手してしまいました。

これは、白牡丹という品種です。天葉は、真っ白に出るものが最上柄で、年月を経てその白い斑が暗んでいきます。富貴蘭は、私が栽培を始めた25年ほど前から比べたら、100分の1とか50分の1ほどに取引価格が下がっています。

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今回入手した白牡丹。天葉には、それなりの柄があります。

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昨年購入の白牡丹。柄は同じようなものですが、一回り大きく子が1本付いています。

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富貴蘭の価格は下がる一方です。今回の白牡丹は、昨年購入したものの3分の1でした。荷主は一緒ですから、まるでナンピン買いした気分です。

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こちらは、黒牡丹縞という品種です。右の素焼き鉢のものが、今回入手したものです。

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我が家の黒牡丹は、真っ黒ですが縞が見て取れます。黒々牡丹縞という感じです。

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今回入手の黒牡丹縞は、私の目では縞が確認できません。しかし、ラベルは月笙(げっしょう)ですので、金牡丹縞から天葉が明るく出る牡丹芸がなくなった黒牡丹縞ということだと思います。軸元に、あたりもあって楽しみです。

白牡丹や昨日紹介した龍泉錦などは、すでに所有しているので買う必要はなかったかなと少しだけ反省しています。しかし、黒牡丹は数鉢持っていますが、すべて真っ黒な黒々牡丹なので、このまっ青な黒牡丹は、どう成長していくか、縞が出るのか興味深い存在で購入してよかったと思っています。