花の展示会に向けて・・・。

昨日、木更津で開催された富貴蘭の花の展示会には、赤や緑、黄色などの美しい花色のもの、蝶咲きなどの変わり咲きの品種が並び、とても勉強になりました。花物の品種の特定は、花が咲いている時にしかできません。また、開花している時でないと、その美しさや珍しさも確認できません。

今回の展示会では、赤色が鮮やかな紅陽が最高の評価でした。品種としては、新しいものではないと思いますが、整った花の形で花の数も多く株立ちにすると、とても豪華に見えますね。

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セリで手に入れた、紅陽の割子です。大きな株立ちに、花4~5本を付けたら見事でしょうね。来年以降、花の展示会に出展できるように、しっかりとお世話をしていこうと思っています。

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そして、変わり咲きの曼殊沙華です。ヒガンバナを曼殊沙華といいますが、その名前を富貴蘭にそのまま付けるのですかと言いたくなりますが、距という尻尾のようなものが3本あって、ヒガンバナの花の形状を連想させますね。

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花物以外でも、昔はお高かった龍泉錦が、とてもお安かったので2株購入。自宅には、命名者から入手した正真正銘の龍泉錦があるので見比べです。この品種がお高い頃には、宝錦などにこの銘を付けて売られたようです。

一緒に写っている3鉢の一番手前が、我が家の鉢です。大きさは、我が家の作棚が屋上にあって、日当たりと風通しがよいので、コンパクトになる傾向があります。葉や葉の付け根の形状、斑の色合いなどは同じように感じます。値段も安くなったので、品種違い(偽物)も減ってきたのでしょう。