昨日、孫たちを連れて武蔵村山市の里山民家に出掛けました。民家の裏には、田んぼがあり里山へと続きます。幹線道路から、少し入ったところにあって、穴場スポットです。駐車場も広く、小さな子どもが駆け回っても安心です。
民家では、囲炉裏に火が焚かれ鉄瓶が湯気を上げていました。2月ですが、昨日は20度以上の初夏の陽気でしたから、火はなくてもよかったですね。ただ、囲炉裏の匂いを久しぶりに嗅ぎ、母親の生まれた家の囲炉裏や五右衛門風呂、外便所、家畜小屋があったことなどを思い出しました。
ひな人形も飾られていました。孫は二人とも女の子ですから、ついでに健やかな成長を願いました。女の子ですから、おしとやかにというのも問題なのかな。
ここを目的地にした理由は、孫がドングリ拾いが大好きだからです。里山に続く山道にはシイの木などがたくさんあって、ドングリを見つけるのは簡単です。そして、孫たちのドングリ拾いの傍らで、土器でもないかなと探していたら、鉄器を発見しました。
青銅器は、鏡や銅鐸などの儀式用。鉄器は農具や武具、木工などの実用品に用いられました。どちらも弥生時代に朝鮮半島から渡ってきたようです。まあ、これはどう見ても弥生時代のものではないですね。林業用のクサビでしょうか。