奄美風蘭・・・。

韓国では、奄美風蘭の実生品種が多く輩出されています。新羅(しらぎ)や白羅(はくらぎ)など、いかにも韓国で名付けられたと思うような品種もあります。葉芸も、縞や覆輪、虎斑、墨芸など様々で高額で取引されるものもあります。

奄美風蘭は、普通の風蘭より大型で、花も1カ月ほど遅く開花します。我が家の栽培棚でも、奄美系風蘭が大きな花を美しく咲かせています。これは、奄美縞(あまみしま)のラベルが付いています。1枚の葉は20cm以上にもなります。

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奄美縞は、蒲田の交換会で入手しました。気に入った点といえば、ずば抜けた大きさです。それなりの本数になって、迫力もあります。難点は、その名に付いている縞がはっきりしないところです。虎斑縞という感じです。

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これは、奄美風蘭と洋蘭を掛け合わせた秋紅錦(しゅうこうにしき)です。黄縞と時期によって葉にアントシアニンが強く出ます。花軸や花色も、黄色っぽく感じました。梅雨明けしてから、猛烈な暑さと日差しが続いています。それでも、風蘭たちは根も止まらずに元気な様子です。

しかし、もうお盆も過ぎたので、朝晩くらいは少しは涼しくなってほしいです。風蘭は、なんとか元気にしていますが、世話人のこっちが熱帯夜で、冷房付けたり消したり、窓を開けてみたり、扇風機を回したりと寝苦しさとの戦いで寝不足です。