奄美風蘭の蕾・・・。

富貴蘭は6月下旬から7月にかけてが開花時期です。奄美風蘭の開花時期は、それよりも1月くらい遅い開花となります。この奄美縞は、葉が20cm以上にもなり、我が家で最大サイズです。斑入りの葉に加え、花が付くとにぎやかになります。

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こちらは奄美錦という品種で、青軸青根で後冴えの虎斑が特徴です。奄美風蘭らしい大型品種ですが、先に紹介した奄美縞の半分くらいの葉の長さです。花軸も花もすっきりとした色合いです。

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今年は、コロナの関係で富貴蘭交換会の中止が続きました。そのため、富貴蘭栽培にもいまいち力が入らず、アザミウマが大発生してしまいました。定期的に消毒・殺虫をしなかったせいです。アザミウマは、富貴蘭の花芽や根先を傷める害虫で、富貴蘭の花は見れないと思いましたが、この2鉢だけは開花時期がずれていたので助かりました。

木更津の交換会は、コロナの感染予防対策を取りながら再開していましたが、千葉県も緊急事態の対象地域への追加が発表されましたので、9月以降の交換会がどうなるのか心配です。もともと愛好家の少なく高齢者が多い富貴蘭界が、さらに先細りになりそうです。この富貴蘭の蕾のように、若い世代に関心を持ってもらいたいです。