富貴蘭のしっぽ・・・。

富貴蘭の花が、咲き揃ってきました。ついこの間から、水やりを夕方に変更しましたので、花の良い香りを楽しんでいます。富貴蘭の花は、蛾を呼ぶために夜間に強い香りを放ちます。

富貴蘭の花の下には、しっぽのようなものが垂れ下がっています。これは、距(きょ)と呼ばれるものです。距のない花もあるので、大した役割はないのでしょう。奄美系の吟風の距は、少し巻き巻きになっていて面白いです。

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最後の白い花は、しっぽが緩やかに下に伸びています。これが、普通の距です。花も白色で、標準的な花型です。品種は、奄美錦(あまみにしき)です。奄美錦は、古くからある青軸青根の後冴えの黄縞品種ですが、縞柄というかボヤ虎のような感じです。