針金を外す・・・。

今日も、梅雨の晴れ間となって気温も上昇。植物も、太陽の日差しを受け、急成長しているようです。雑木の盆栽は、油断をすると針金が食い込み、醜い後を残すことがあります。その傷は、なかなかきれいには治らないので、成長期には針金を外した方が賢明です。

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山採りのモミジは、もともとは真っすぐ上に伸びていたのですが、針金を掛けて半懸崖に仕立てました。針金を外しても、曲は付いているようです。根元の方は、針金の後が何となくわかりますね。早く外して正解でした。

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コナラも、針金を外しました。こちらは、昨年の成長期に針金を巻いたままにして、幹に深い傷跡を付けてしまいました。それなりに曲は付いていますが、幹が細いので風で折れないか心配です。

針金は、成長期の間は外したままにして、秋になったら巻きなおしたいと思います。盆栽を本格的にされている人から見たら、「ぜんぜんダメ」と言われそうですが、小さくて細い木に針金を巻いて、くねらす作業が楽しいです。早く秋になってほしいです。