純風満蘭さんのリクエストもあったので、昨日の関東富貴蘭会のセリで入手した小振りな透かし鉢を紹介します。
会長の話では、静岡県内で作られているそうで、作家さんの長年の研究で、その評価はうなぎ登り。富貴蘭の全国大会でも、高値で取引されていたそうです。
青海波といわれる柄の透かし彫りです。銘は、小野と入っています。手の込んだ鉢で、とても綺麗です。この鉢は小さいので、小型の青物などの富貴蘭が似合うことでしょう。
透かし彫りされた穴の数をカウントして報告しようかと思いましたが、途中で分からなくなってしまい断念。どちらにしても、面倒な手仕事によって、この美しさが産み出されていることは解りました。なので、大事に後世に引き継がないといけませんね。