昨年10月、かっぱ橋の道具まつりで購入した高級な出刃包丁です。今日、鹿肉の燻製をカットしようと思ったら、切れ味がすこぶる悪いじゃないですか。
この包丁は、鮎や小アジをたくさん釣って、干物を作ろうと買った小出刃です。でも、特大のカジカや殻の硬い伊勢海老を捌いたので、刃こぼれしたようです。
鹿肉は、これまでの概念を覆すような柔らかさとジューシーさを持っています。燻製する前に、1週間、塩水に漬け込んだおかげでしょう。
老眼なので、刃の様子まで見えませんでしたが、もう少しでノコギリができるほどガタガタです。サビも出ていて、これじゃあ切れるわけないですね。
ここまで刃こぼれしていては、砥石だけでは直すのは難しそうなので、今度の休みにグラインダーで削ってみます。
それより、こぼれた刃はどこへ行ったのでしょう?まさか、家族の誰かの胃袋にってことはないと思いますが。もし、そんなことがあれば、アニサキスよりひどいことになるでしょう。