今春、就職した息子が家族のために注文してくれた伊勢海老が届きました。
伊豆に３年間住んでいましたが、そちらでは伊勢海老を「ぎい」とも呼びます。伊勢海老を手で掴んだりすると確かにギイギイと音を発します。
我流ですが、さばき方を紹介します。用意するのは、出刃包丁と千枚通しです。軍手もあったほうが良いですね。
あくまで参考です。（正しいかは疑問です。）まず初めに、眼と眼の間に千枚通しを突き刺し活き締めにします。こうすると身が剥がれやすくなります。
そして、尾の付け根の部分に出刃の刃先を左右から入れます。
その後は、少し強引に両手で捻るように引き離します。
尾の部分の身を剥がすため出刃で尾の縁を切り離していきます。
切り終わったら、殻から身を引き離します。うまく剥がれない時は、スプーンなどを使うと楽です。頭は味噌汁に入れ濃厚な味を楽しみましょう。
これは蛇足ですが伊豆では、ウツボを蛇鰻（じゃうなぎ）と呼んでいました。地元の方は、そんな名で呼ぶくらいですから、誰も食べませんが、蒲焼にしたら滅茶美味かったですよ。
