魚屋に、北海道のカジカが売っていました。3.5キロの大物ですし、1100円ですって。出刃包丁の切れ味を試したいし、迷わず購入。
まずは、エラのところに包丁を入れて頭を落とします。そして、内蔵を処理していきます。
カジカを捌くのは初めてですが、出刃の切れ味は抜群です。アジなどの小物がたくさん釣れたときにと購入した小出刃ですが、サクサク切れました。
肝と卵です。肝は叩いて味噌とネギと和え、後ほど鍋の調味料にします。卵は、高騰していて買えそうもないイクラの代用品に。
50度くらいの湯に入れて、周りの膜を取り除き、だし醤油と酒に漬けました。目をつぶって食べましょう。
胃袋も湯通しして酢の物かなんかになりそうです。
今日は、頭やヒレなどアラの部分で鍋物に。身は明日以降、唐揚げにします。イクラも1週間ほどは食べられそうだし、いい買い物でした。
でも、キロあたり300円で小売ということは、漁師さんはいくらで売ったのかな。これで、荒れる冬の海に漕ぎ出して、命懸けで獲ってきて、油代が出るのかな。家を建てたり、子どもを学校に行かすことができるのか心配になりました。