正面を変更・・・。

月に2回、盆栽愛好会の活動があります。そのうちの1回には、講師が来てくれます。かなり年上の講師ですが、こういうものだと決めつけないところが好きです。そのため、いろいろと気さくに相談できます。

先週末の活動は、マツの芽切り作業が中心でしたが、私はこのサツキの将来像について、講師の意見を聞きました。このサツキは、がっしりとした根元と根張りはよいのですが、同じような高さに枝が集中しているため、その幹が太くなってしまっています。また、現在の正面は幹肌が荒れていて醜いです。

私の考えでは、正面を多少左に移して、幹が太る原因の右手前の一番太い枝や後ろ枝などを抜くつもりでした。講師の意見は、幹がきれいな後ろ側に正面を変えること。そして、正面の邪魔になる枝1本を抜くことでした。

正面をこちら側に変更。それぞれの枝を切り詰めてコンパクトにしました。これから、樹冠部を充実させていけば、盆栽らしくなりそうな予感がしました。

切り詰めた枝がもったいない。これくらい太くなると挿し木は難しいのですが、太枝全体を用土に埋めるようにすると、それぞれの小枝に発根すると思います。根連なりとか、いかだ作りという手法です。