ゴヨウマツの芽摘み・・・。

一昨年、初めて行った大宮盆栽まつりで入手した那須ゴヨウマツの実生盆栽。正面を変更して樹冠部を作り直したり、枝を抜いたりして楽しんでいます。幹もずいぶん太りました。油断すると大きくなりそうです。

冬の間に、葉透かしをしたり、3個以上芽があるものは事前に毟り取っています。そして、春の芽出しの頃には、放っておくとどんどん枝が間延びするので、芽摘みの作業を行いました。爪で新芽の半分くらいを欠きます。

こうした芽摘み作業を行うことで、枝の間延びを防ぐだけでなく、懐から新芽が出ることを促すことにもつながります。内側から新芽が出てきたら、外側の芽を切り詰めてコンパクトな樹形が出来上がります。

こちらは、我が家で最も背の高いゴヨウマツです。数少ない直幹です。

そして、葉性がとても良くて、葉の長さは上の那須ゴヨウマツの半分以下。新芽も、俗にいうコンペイトウ芽です。コンペイトウ芽とは、小さくて間延びしない芽です。昨年の葉から飛び出ている部分は、本当にわずかですので芽摘みをする必要もありません。