毎月第二・第四土曜日は、盆栽愛好会の活動日です。最近、病気療養中だった先生も、毎月1回は指導に来てくれるので、作業の様子を生で見られるので勉強になります。ただ、先生は左利きなので、何となくぶきっちょに見えます。
今は、モミジなどは芽が動き出しているので、植え替えをする葉がチリチリする可能性があり、松柏類が植え替えの中心です。私は、近所の寺社から拾ってきた松ぼっくりからタネを採取。発芽から1年が経ったので、1本ずつ鉢上げしました。
実生苗は、幹からつながる直根が真っ直ぐ伸びているので、それを切ることで八方に広がる根を作っていくのが通常ですが、直根を幹を巻き込むように結んでしまう方法もあります。幹と根が成長するにつれて癒着して、太い根元が完成します。
私もいよいよ年金をいただける年齢になりましたが、盆栽愛好会では鼻たれ小僧です。会長は90代ですし、平均でも80歳近くになるでしょうか。だから、ほかのメンバーは実生したり挿し木なんか絶対にやりません。こんな作業していると、「若くてよいね」って言われます。