雑木の植え替え・・・。

2月中旬から、モミジやケヤキなどの雑木盆栽の植え替えが適期となります。土曜日の盆栽愛好会でも、それぞれが植え替えする鉢を持ち寄り作業を行いました。私は、シデの大きくて困っちゃうヤツと、昨年買った獅子頭モミジを持ち込みました。

シデは、植え替えてから3年が経過しているので、植え替え時期ではありますが、大きさを解消する方が先決と判断。盆栽会の仲間は、「増えるからやめろ」というけど、取り木の一択です。

我が家で、一番ノッポで1mほどのシデ。真ん中あたりで、樹皮を剥いて発根を促します。うまくすれば、6月くらいに切り離すことができるでしょう。この取り木は、発根しない場合は、剥がした傷の上に皮が被ったということで元に戻るだけです。ですから、元本保証の投資みたいなものです。

こちらは、獅子頭モミジです。鉛筆ほどの太さで、真っ直ぐの幹は、いまさら曲げることはできないものです。そこで、10cmほどの小さな傘つくりを目指して取り木することにしました。

取り木を切り離した後も、節の部分で発芽する可能性がありますので、真っ直ぐな幹も解消されることになります。国風盆栽展では、獅子頭モミジの大木が展示されていました。あのサイズは無理ですが、マッチ箱くらいの鉢で展示したいと思っています。