クロマツの葉透かし・・・。

小品サイズのクロマツは、元気いっぱいです。春先に出てきた新芽を摘み取って、その後に数本の新芽が伸びてきたため、もさもさです。ここは、寒さにむかうところですが、さっぱりとして差し上げましょう。

上から見ると、すき間なく葉が茂っています。まずは、昨年の葉を引き抜いていきます。そして、一枝に2芽残しで、余分な芽も処分していきます。

古葉だけでなく新しい葉も透かしていきます。透かし方は、新芽の中心にある来年の芽に日光が当たるようなにするイメージです。また、残した葉の付け根に新たな芽が出る可能性があるので、上下の葉を透かして左右の葉を残すように作業しました。

葉透かしは、ピンセットで葉を抜いていきますが、これが腱鞘炎の元です。時間もかかって面倒なんですが、この作業を怠ると下枝が枯れたりします。今回、下枝に針金も掛けました。自分的には、作業後の姿はすっきりしたと思っています。