秋のセッコク・・・。

暑過ぎる夏を乗り越えて、ようやく秋らしい季節へ。セッコクは、初夏に花を咲かせますが、厳しい季節を生き延びたよろこびからか、再び花を咲かせています。

一つの鉢に入っていますが、矢の長さや色も違うので、種類の違うセッコクの寄せ植えのような形になっています。

初夏に咲かせた花は、結実しています。もう少しすると実が弾けて、細かなタネが放出されることでしょう。盆栽の松の幹にでも発芽してくれたらうれしいですけどね。

矢の節のところに高芽が付いています。セッコクは、タネから殖やすのはなかなか難しいのですが、矢をミズゴケに寝かせた状態で管理すると、このように節のところから芽が出ます。矢伏せという増殖方法で、人工的に高芽を出させるものですね。私は、高芽が出ても放置しているくらいなので、今はやる気になりません。