結実・・・。

軒下で放ったらかし栽培のセッコクに実が付きました。実といっても、食べられるようなものではなく、タネが出来たと言うべきでしょうか。そのタネも、自然実生して鉢の中で芽が出たという話も聞きますが、私は経験はありません。

セッコクなどの蘭を実生で殖やす場合は、タネを無菌培養して育てるのが一般的です。しかし、知識や培養環境が必要で、誰もができるものではありません。

このサヤの中に、粉状の無数のタネが入っています。ですから、実生すれば変わった柄や花色のものが突然変異で出る可能性はあります。

こちらは、孫たちからプレゼントされた鉢にセッコクを植え込んだものです。

暑い暑い夏も終盤となり、夜はずいぶん過ごしやすくなりました。虫の声も秋の訪れを感じさせてくれます。そんな季節の変わり目に、セッコクに季節外れの花を発見。この花も運が良ければ結実するかもしれません。

こちらは、同じように軒下で栽培中の小型のギボウシです。やっぱり結実していました。こちらの発芽率は、どれほどなのでしょう。わざわざタネを蒔く気はしませんが、株元に落ちたタネから発芽し、変わったものでも出てくれば、なおうれしいですね。